上井草便り

強気
7日のタマリバ戦。前半2分、先制トライはアカクロ2戦目のルーキーFL山下昂大選手の思い切りの良いプレーからでした。
ゴール前でペナルティをもらうと迷わずタマリバ・ディフェンス網に自ら突撃、その壁を突き破ってトライをあげました。ところが当の本人は

「僕がタップしました?自分でタップしました?覚えてないです…
パスをもらったかなと思っていたんですけど(笑)。僕は試合とか夢中に
なっちゃって振り返って覚えてないタイプなんです…」

と笑って振り返ります。デビュー戦同様、この日もキック処理に下がったり、ボールを呼び込んだりと積極的にボールに絡みました。

「今まで小峰さんがずっと7番で不動だったんですけど、そこに入った僕が引いたプレーをしてしまったらダメだと思ってたんで強気に行きました。」

とキッパリ。豊田将万主将も「あいつは図太いというか、臆せずなんでも挑戦できるやつ」

とその魅力を語ります。
ワセダがトヨタを破った3年前の伝説はテレビで見ていたという山下選手、

「その時は、正直トップリーグと大学生の差がわからなかったという事もあって、どれだけすごいか分からなかった。今となってはトップリーグに勝つことがどれだけすごいか分かる。」

と次にぶつかるトップリーグの壁の高さを十分に感じながら、それでも

「やるからには勝ちたいですし、負けるとも思ってないです。もちろん先発で出たいですね!」

と力強い言葉。

背筋をピンと伸ばして取材者には目を見て、丁寧にハッキリと言葉を返す…その落ち着きと、プレー中に見せる強気な姿勢がどこまでも頼もしい19歳です。【鳥越裕貴】

前半2分、先制トライをあげる山下昂大選手。 「外側にタッキーさんがいて『コウタいけーっ』という声が聞こえた」

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