217.9km
〜熱走の刻〜
―昨年、一昨年はレース中の腹痛は
一昨年は全然出なかったんですけれど、去年は出てしまって。ただ、走りには影響しない程度だったので、大丈夫でした。
―痛みが出始めたのは
下り始めてすぐですね。5キロを過ぎて下り始めてちょっとしたらという感じです。最初はいけるかなと思ったんですけれど、スピードを上げると痛かったので、リズムに乗り切れなくて。腹痛が起きる前までは設定通りだったんですけれど、(起きてからは)感覚的にも明らかに遅いというのが分かりました。
―下まで行くまで痛かったですか
下りが緩やかになると結構大丈夫だったんですけれど、でも函嶺洞門くらいまでは痛かったですね。でもそれを言い訳にはできません。
―初めの上りの部分は突っ込んで入った
結構、突っ込んで入ったと言われるんですけれど、僕自身としては、去年と同じか少し遅いくらいのタイムで去年よりも楽に上れたので、いい感じで入れてここからだなと思えたので、上りまではそんなに突っ込んで入ったという感覚はないんですよね。ただ、友達のお父さんで陸上をやっている人がいるんですけれど、その人には、スタートして、力まないようにしているのは分かったけれど、上半身ガチガチになっていたよと言われました。自分はまだビデオを見ていないので分からないんですけれど、無意識のうちに力んでいたのかもしれないです。
―走る前、渡辺康幸監督(平8人卒)や相楽豊コーチ(平15人卒)からの指示は
監督からは、ガンガンいけという感じのことを、コーチからは、寒いから前半設定タイム通りに行かなくても焦らなくていいからということを言われました。
―この辺りで東洋に追いつきたいというのは
東洋のことは全然気にしていなかったです。自分の設定通りに走っていて、思った以上に早く追いついてちょっとびっくりしました。
―早く追いつこうと思っていたわけではなかった
突っ込んだわけではないですね。(東洋を)見てしまうとペースが上がってしまうかなと思っていたので、あまり見ないようにはしていましたし。
―東洋大の選手と抜きつ抜かれつの激しい攻防がありましたが
絶対に負けられないというのがあったのと、優勝したいという気持ちもありましたし、とりあえず前で渡さなければと思っていたので、それが出たんだと思います。何回か抜いたり抜かれたりしましたけれど、下りは自分のペースで走らなければいけないと思っているので、そこまで(相手を)意識をしたという感じはないんですけれど。
―途中、お腹をたたいて自身を奮い立たせている姿が印象的でした
あまりよく覚えてないですね、何でそうしたのかは。無意識でしたね。
―終盤、離しにかかった時はどんな心境でしたか
何も考えていませんでしたね。ああいう走りになってしまいましたけれど、少しでも前で渡さなければという気持ちで必死に走っていたら、たまたま相手が少し離れてくれました。
―往路の結果はどうとらえていましたか
思っていた通りから、思っていたよりもいい位置でした。東洋が山が強いのは分かっていましたし、山梨も来るかもしれないというのがあって、駒沢ももう少し往路に駒を使っていたら前の方に来ていたと思うので、何チームか前にいることも想定していました。良ければ先頭でスタートするのかなという感じで、(他校が)前にいても、先頭でスタートしても、両方ともいける準備はしていました。東洋は、6区は大西さんが来るのかなと思っていたんですけれど、違う選手ということで、走りやすいのかなとは思っていましたね。
―追う立場が重圧になったわけではない
ないですね。前にいようがいまいが、どちらにしても自分の走りをするだけだと思っていました。
―7区の八木勇樹選手(スポ1)にタスキを渡すときはどんな心境でしたか
正直、頼むという気持ちでした。自分が出遅れた分、八木にどうにかしてもらいたいという気持ちがあったのと、ごめん、という。もっと前で持ってくる予定だったんですけれど、できなかったので。八木が後半失速することは何となく分かっていたので、なるべく後ろからのプレッシャーのないところでのびのび走らせてあげたかったんですけれど、できなかったので、本当に申し訳ない気持ちでした。
