優勝祝賀会
24日に行われた上井草商店街主催の優勝パレード・優勝祝賀会。優勝メンバーによる一言自己紹介で言葉数少ない部員、言葉を噛む部員が続くと、すかさず中竹竜二監督がマイクを手に取ります。
「ほんと申し訳ないです。ラグビーばかりやっていたせいかこういう場での挨拶、スピーチの指導がなされてないです(笑)。優勝するとこういったところをダメ出しされますが、改めて痛感しました。(この場に)部長、矢部ROB会長がいらっしゃいますけど、ラグビーだけでなくそういったところも今後指導していきたいと。言われる前に言っておきます(笑)。では、最後に豊田がバシッと決めます(笑)」
そしてプレッシャー(?)をかけられた豊田将万主将が壇上中央に立ちます。
「(壇上の)高いところから失礼します!本日はお足元が悪い中、上井草まで足を運んでいただきありがとうございます!」
と挨拶を切り出すと、上井草は大爆笑の渦。
「ヤバイです」のインタビュー後の賛否両論を意識しつつ、一方で豊田主将の持つ天性の明るさも消さない、中竹監督の空気を操るセンスの良さ、豊田主将の存在を大きく包み込む愛情の深さを感じた瞬間でした。
優しさは選手に対してだけではありません。約40分間設けられたファンとの交流会の予定時間が終了、中竹監督の前にはまだズラリとファンが並んでいる状態でした。司会者から「閉会式を行いますので、監督・選手の方々は壇上へ…」とサイン会を切り上げるようアナウンス。
すると中竹監督は「また戻ってきますのでちょっと待ってて下さい」と列の先頭のファンに告げて、壇上へ。閉会式後、小走りに席に戻ると周囲の片付けが進む中、最後まできっちりと交流。
選手に対し、ファンに対し、中竹監督の優しさに改めて触れた一日でした。【鳥越裕貴】

上井草での優勝祝賀会、会の始めに挨拶に立つ中竹竜二監督