箱根駅伝2009
来期に向けて
第85回の記念大会のため、史上最多の23チームで争われた今年の箱根。予選会からの出場ながら3位に入った日本体育大の活躍や、優勝候補に挙げられながらも往路で大きく出遅れ、そのままシード権を逃した駒澤大などをみるに、今大会は駅伝の「流れ」の重要性を改めて認識させられる大会となった。出場校の力が拮抗しているため僅かな隙が命取りとなるのが近年の駅伝である。
そんな中、目標に掲げていた16年ぶりの総合優勝を僅か40秒差で逃した早稲田。山での苦戦など幾つか要因は考えられるが、今回は、大会MVPにも選ばれた柏原竜二の作った勢いのまま復路も走り抜き、初優勝を掴んだ相手の東洋大を素直に褒めるべきだろう。それに、初出場の1年生三人の活躍は大きな収穫であった。次回優勝を狙うためには、今回明暗を分けた5区「山上りのスペシャリスト」や、竹澤に代わる「エース」の育成が急務である。また、朝日、三戸のような一般入試組からのいわゆる「たたき上げ」の選手の台頭も待たれる。来期も、戦えるだけの戦力は十分整っている。尾崎貴宏(教3)新主将を中心に、チーム全体が更なる成長を遂げ、来年こそはエンジのWが頂点に輝くことを期待したい。
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