一進一退のトップ争い(7区、8区)
つなぎの区間である7区は、当日のエントリー変更で出場の八木勇樹(スポ1)。大学入学後、試合で思うように力を発揮できずにいる八木は、往路で活躍した同学年の矢澤、三田に続かんとばかりにスタートから積極的に飛ばしていく。しかし、序盤のオーバーペースが祟ったのか、11km過ぎ以降失速。一時は1分近くあった2位との差は最終的には12秒差となるなど、八木は区間順位こそ2位であったが、本来の力からするとやや物足りなさが残る箱根デビューとなった。また、7区終了時点で3位日体大と2位東洋大の差が3分31秒にまで開き、レースは完全に東洋大との一騎打ちの様相を呈し始めた。
8区に起用されたのは中島賢士(スポ2)。2位東洋大とは12秒差で襷を受けた中島は、落ち着いた走りで先頭をひた走る。しかし東洋大・千葉にじわじわと追い上げられると、7.8km地点でついに逆転を許してしまう。粘りが身上の中島も、離されることなく千葉の背後にぴたりとつき並走状態のまま8区最大の難所、遊行寺坂に突入。照りつける強い日差しと高い気温が選手の体力を奪うコース終盤、先に仕掛けたのは千葉。16km付近でスパートをかけると、表情からも明らかに余裕のない中島を一気に振り切り、トップで戸塚中継所に駆け込んだ。結局中島は、東洋大とは45秒差の2位で後に控える上級生2人に襷を託した。また、激しい首位争いの傍ら、8区19.8km地点で城西大が無念の途中棄権となった。
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9区、10区

7区に登場したルーキーの八木。 来年度はエースの座を狙う。