箱根の山が生んだ熾烈な先頭争い(5区)
昨年、早稲田の大逆転劇を生んだ山上りの5区。今年度、長距離ブロック長としてチームを牽引してきた三輪真之(人4)が「天下の険」攻略に挑む。他の駅伝に出場せず、この箱根の山に備えてきた三輪だったが、なかなかペースが上がらない。すると11.6kmで2位の山学大・高瀬に並ばれるも、直後に高瀬の突然の失速もあり、三輪はトップの座を死守し続ける。早稲田を始めとする上位陣が苦戦する中、今年の山の主役に躍り出たのは東洋大のスーパールーキー・柏原。柏原は9位で襷を受け取ると序盤からオーバーペース気味に突っ込み、一気に箱根の山を駆け上がる。鮮やかな「ごぼう抜き」を見せる柏原は、16.5km付近で2位山学大、19.2km過ぎには早稲田の三輪を捕えついにトップに立つ。するとここから、二人の熾烈なデッドヒートが繰り広げられる。一度は離された三輪だったが、20km過ぎの下りを利用し再び柏原に追いついてみせる。しかし、自力で勝る柏原に21km付近で振り切られると、結局区間記録を50秒近く縮める圧巻の走りで4分58秒差の大逆転劇を演じてみせた柏原がトップで芦ノ湖のゴールテープを切った。東洋大は初の往路優勝、早稲田は惜しくも22秒差の2位で往路を終えることとなった。
☆
総合優勝に向けて

自身最後の駅伝としての箱根に挑んだ三輪だったが 思うような走りが出来ず区間13位に終わった。